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障がい児の心のケア1 ~ お母さんと僕との関係~

障がいを持つ子供の中で、
人とのかかわりや、
コミュニケーションが苦手な子がいます。

こちらから話しかけても、
まるで聞こえないようにふるまう子。

何か困っていることがあるのだろうけど、
うろうろしたり、
大きな声を上げる子。

急に何かに反応したように、
パニック状態になる子。


そんな風に、
人とのかかわりや、
コミュニケーションが苦手な子供は、
外から見ると、まるで、
「私の事はほっといて」
っていう感じに見えます。

ですが、
実はこれは、
『見せかけの姿』かもしれません。

本当は、
どんなふうに振る舞っている子でも、
心の中では、
いろんなことを感じたり、
想い・願い、
誰かとともに共感したり、
手伝ってほしいと考えています。

なのに、
人に伝える方法を持たない、
もしくは、
人に迷惑をかけられない、
人に伝える自信がない、
…そんな理由で、
自分一人で、
すべてを解決し、
頑張ろうとするために、
『見せかけの行動』で
自分の気持ちを紛らわせようとする、
子供がたくさんいます。



        


私の息子Jは自閉症という障害です。

小さなときは、
手がかからなくて、
タオルを持ったり、
わっかを振り振りしたりと、
自分一人で何時間も遊んでいました。

私は、4人子供がいるので、
ほかの3人に手がかかり、
「Jは、なんて楽な子なんだろう。
助かるわ~」
と、ほったらかしでした。

img022 - コピー


ですが、
ある時期から、
急に泣きだしたら止まらない。
頭を打ち付けたり、
自分の顔をひっかいたりする。
触ると余計暴れる。

という風に、
あの手がかからなかったのは、
なんだったんだ!!!
というぐらいに、
不思議と感じる行動をとりだしました。

実は、私、
Jが楽だったときは、
「この子はまだ小さくて、何もわからないんだ」
「一人で自分の世界に入っているのが好きなんだ」
「そっとしておいても、この子は育つ」

なんてふうに、
考えていたんです

でも、本当は、Jには
ちゃんと気持ちや心があったんです。

J以外の3人は、
生まれたときから、

「お腹がすいた」

「抱っこして」

「ママがいない、不安だよ」

「知らない人、怖いよ」

なんて気持ちを
泣いて私に訴えました。
または、ギュッと私をつかんだり、
手を伸ばしたり、
体全体を使って、
表現してくれました。

Jは、その表現を、
うまく使えなかったんです。
どうやってママに甘えたらいいか、
訴えたらいいか、
安心するためにはどうしたらいいか…

ただ、わからなかったんだと思います。

そのため、
ほかの子供のように、
何か怖いことや悲しいことがあると、
泣いてママに甘えて、
安心感を得る方法もまた、
身に着けてなかったんだと思います。

歩けるようになり、
行動範囲が増えると、
不安なことや、
見て感じることが増え、
ドキドキするのに、
安心感を得られない、
そのため、
いつも心が落ち着かない・・・・
という感じだったように思います。

Jの、心のケアのカウンセリングを始めてから、
『Jは、とてもよく物事をわかっていて、
心にたくさんの伝えたいことがある』
ということに、
びっくりしたのを覚えています。

img022.jpg


見た目では、まるで、
「僕の事はほっといて」
っていう感じに見える子供でも、
実際はたくさんのことを感じ、
人とのつながりからくる安心感や温かさを、
必要としているんだなと、
実感しました。




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テーマ : メンタルヘルス・心理学
ジャンル : 心と身体

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